「気がつかずに複数枚のnanacoカードを作ってしまった。」
「好きなデザインを見つけたので、2枚目を買ってしまった。」
セブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブン&アイグループでお得に買い物ができるnanaco（ナナコ）カードですが、何枚も持っていてもいくらチャージされているか分からなくなりますし、2枚も使いませんよね。
複数枚のnanacoカードは、1枚に統合することはできるのでしょうか？
目次
複数枚のnanacoカードを1つにまとめることはできる？
nanacoを複数持っている場合、チャージされている電子マネーや、nanacoポイントは1つに合算してまとめることはできません。
そのため、不要なnanacoカードを持っている場合には全て使い切ってしまって処分することになります。
nanacoは1枚に統合できない？不要なカードの処分方法
nanacoは1つに統合することはできませんので、使わないカードは処分することになります。
使わなくても持っていたい場合には年会費などはかからないので、特に手続きは不要で自宅保管しておけばOKです。
もし、nanacoカードを破棄する場合には、次の2つのステップを踏みましょう。
- nanacoの残高をすべて使い切る
- nanacoカードの退会連絡をする
不要なnanacoカードは退会・破棄が可能！残高・ポイントはどうなる？
nanacoカードは退会手続きを完了してしまうとチャージされている電子マネーの残高、貯まっているnanacoポイントは失効してしまいます。
そのため、すべてを使い切ってから退会手続きをすることをおすすめします。
解約したnanacoカードは破棄しても問題ないので、いらなければ処分してOKです。
nanacoカードは残高の払い戻しやデポジットの返却は可能？
Suicaなどの交通系電子マネーはデポジット（預かり金）で、ICカードを販売しています。
そのため、そのICカードを返却することでデポジットの金額や、電子マネーの残高を払い戻し可能です。
しかし、nanacoに関してはデポジットではなく、カードの代金を支払って購入する形になります。
だから、nanacoカードの返却、カード代金の返金もできないということです。
また、チャージしてある電子マネーの払い戻しもできないので、全額を使い切るようにしましょう。
nanacoモバイルをnanacoカードに変更することはできる？
次に、nanacoカードではなく、nanacoモバイルとの統合についてです。
nanacoモバイルの場合も、電子マネーの残高、nanacoポイントを別のカードに引き継ぎ、統合することは不可能です。
反対に、nanacoカードからnanacoモバイルの手続きもできません。
ただし、nanacoモバイルを使っていて、機種変更後の携帯・スマホ端末が対応していない場合のnanacoカードへの変更手続きについては、nanacoの問い合わせセンターで回答してもらえます。
AndroidスマホからiPhoneに機種変更する場合などには、確認しておくといいでしょう。
2枚以上のnanacoカードを所持するメリット
多くの方にとってnanacoカードは1枚あれば十分だと思いますが、あえて複数枚のカードを所持するメリットもあります。
好きなデザインのnanacoカードはコレクション用の価値あり
1つは、nanacoカードのデザインです。
nanacoカードには色々なデザインのものが存在するので、初めに購入したカードよりも好きなデザインが販売されることもあるでしょう。
好きなデザインのカードを普段使いにする方もいますが、使用によって傷を付けたくない場合にはコレクション用として保管しておくと良いでしょう。
懸賞などでしか入手できなかったデザインだと、通常のnanacoカードよりも高額で取引されるケースもあります。
高額な税金の支払いには2枚以上のnanacoカードで対応可能
2つ目は、nanacoカードを複数枚用意することで1枚の限度額以上の支払いができるということです。
nanacoカードは1枚につき5万円までのチャージが可能です。
さらに、チャージ額を超えても5万円まではセンター預かり金として残高反映まちの状態となります。
そのため、1枚で10万円までの支払いができるのです。加えて、nanacoカードは2枚以上使うこともできるので、そうすれば10万円を超える金額もnanacoで支払いができます。
通常のセブンイレブンの買い物ならそこまで高額になることはないでしょうが、住民税などの税金を支払う場合にはとても役に立つ方法です。
まとめ：nanacoカードは統合できない！不要なカードは破棄
nanacoカードは複数枚持っていても、電子マネーの残高やnanacoポイントを1つにまとめることはできません。
そのため、不要なnanacoカードがあれば残高を0にして、解約手続き、破棄をしましょう。
もちろん、破棄せずに保管していてもOK！
ですが、チャージしてあるnanacoは一定期間利用しないと失効してしまいます。
nanacoは交通系電子マネーのSuicaのように払い戻し、デポジットの返金はないので、使う予定がないカードの残高は使い切っておくのがおすすめです。
ちなみに、nanacoに限らず電子マネーには有効期限が設定されています。
詳しくは「電子マネーの有効期限まとめ｜nanacoやSuicaも失効する？」で説明しています。
