楽天市場など、楽天のサービスを使っていると頻繁にメルマガなどがとどきますよね?
お店の案内も多いですが、楽天銀行のカードローン「楽天銀行スーパーローン」も広告もよく目にします。
キャンペーン中でポイントが貰える、というのには惹かれた方も多いのではないでしょうか?
「でも、カードローンって入会だけしてもデメリットはないの?」
そんな疑問が出てきたので、楽天銀行スーパーローンに入会だけして使わないことのメリット、デメリットをまとめてみました。
目次
楽天銀行スーパーローンに入会だけするデメリットはなし?
まず、楽天銀行スーパーローンは入会金、年会費などの維持費は一切かかりません。
もちろん、使わなければ利息も発生しないので、入会するだけであれば金はかからないのです。
だから、新規申し込みキャンペーンでポイントがプレゼントされれば特できるのですが、気がつきにくいところではデメリットもあります。
楽天銀行スーパーローンに入会だけして使わないメリットを2つ、デメリットを3つ紹介していきます。
楽天銀行スーパーローンは入会だけでも2つのメリットがある
まずは、楽天銀行スーパーローンに入会するメリットです。
- 入会でポイントが貰える
- すぐに現金を借りることができる
入会だけでも受けられる恩恵のこの2つについて詳しくみていきましょう。
楽天銀行スーパーローンは入会のみでもポイントが貰える
楽天銀行スーパーローンは、新規申し込みをする方向けのキャンペーンを行なっています。
キャンペーンの内容は時期によって変更される可能性はありますが、最大で31,000ポイントも貰うことができるのです。
※2019年1月現在の情報です
ただし、楽天ポイントを貰うためには条件があり、入会だけで手に入るのは1,000ポイントだけです。
残りのポイントは、入会月の月末時点での借入残高によって進呈ポイント数が変化する仕組みになっています。
入会月の翌月末時点の借入残高 | ポイント数 |
20万円以上30万円未満 | 500ポイント |
30万円以上50万円未満 | 1,000ポイント |
50万円以上80万円未満 | 2,000ポイント |
80万円以上100万円未満 | 3,000ポイント |
100万円以上200万円未満 | 10,000ポイント |
200万円以上300万円未満 | 12,000ポイント |
300万円以上400万円未満 | 15,000ポイント |
400万円以上800万円以下 | 30,000ポイント |
最大の30,000ポイントを貰うには、400万円以上800万円以下という借入残高が必要なので、かなりハードルは高いと言えます。
最低の500ポイントでも、20万円以上30万円未満の借入残高が必要なので、決して小さい額ではありません。
そのため、「少しだけカードローンでお金を借りたい」という方だと、新規入会での1,000ポイントだけということになってしまうのです。
それでも、1,000ポイントは入会だけで貰えるので、十分なメリットだと言えます。
楽天銀行スーパーローンに入会しておけば急な金欠時も安心
カードローンには、アイフルやプロミスのような消費者金融が提供しているものもあります。
消費者金融は融資までがとてもスピーディで、最短で即日融資が可能です。
一方、銀行のカードローンは、金利は低いものの、業界全体のルール改正で即日融資は行なっていません。
必ず、申込者の情報を警視庁のデータベースと照合して、反社会的な組織と繋がりがないかを確認しているため、借入までに日数がかかります。
ですが、一度ローンカードを発行してしまえば、いつでも借入ができます。
審査で時間のかかる入会手続きを済ませて、カードが手元にあれば、急な出費で入用になっても安心なのです。
楽天銀行スーパーローンの入会だけでも知っておくべき3つのデメリット
次に、楽天銀行スーパーローンに入会だけして使わない予定という場合でも知っておくべきデメリットです。
これは、楽天銀行に限らず、カードローン全般に言えることなので覚えておきましょう。
カードローンの申し込みは簡単ではない
1つ目は、カードローンの申し込みは簡単ではないということです。
お金を借りる以上、審査する側は色々な情報が必要です。
氏名、生年月日などの情報はもちろん、年収、勤務先や居住形態など複数の項目から総合的に審査結果を出します。
最近では、手書きで申し込むことは少なく、パソコン、スマホから申し込みができるので便利になってきてはいます。
入会の1,000ポイントが目的であれば、それに見合うかどうかは考えた方が良いでしょう。
カードローンは使わなくても与信枠は減る
カードローンの契約、利用は信用情報に記載がされます。
これはクレジットカードでも一緒ですし、カードローンを契約してもマイナスの評価がつくことはありません。
ただ、金融機関は信用情報機関へ照会をすると、カードローンの契約内容も知ることができます。
そのため、入会だけして使っていなくても、限度額分はいつでも借りることができる状態とみなすのです。
これの何がデメリットかというと、住宅ローンや自動車ローンなど高額で低金利のローンを組もうとした際に影響がでる可能性があるからです。
例えば、限度額が200万円のカードローン、100万円のカードローンを1枚ずつ持っていると、合計は300万円です。
全く借入をしていなくても、審査する側は、与信枠(貸付できる限度額)と300万円を考慮した上で、ローンの限度額を決めるのです。
同じカードローンであれば大きな影響はないかもしれませんが、金利が低い住宅ローン、自動車ローンであれば、その限度額が低くなるのはデメリットです。
使っていないのであれば、大型のローンを組む前に解約しておくと良いでしょう。
御守り代りのカードローンを使ってしまう可能性もある
行動経済学という、人間の心理、行動と経済活動を研究する分野の学問もありますが、人は消費行動に対して快感も、ストレスも感じます。
クレジットカードは、暗証番号を押すだけで高額な買い物もできる上、実際に料金の引き落としがあるのは1か月以上も先なので、消費によるストレスを感じさせにくく、ついつい使いすぎるという方もいると思います。
カードローンの場合、手元にない状態であれば、申し込みをして、審査を受けてという手続きが必要です。
そのため、必要性を感じていなければちょっと面倒と思い、お金を借りることもないでしょう。
ですが、ローンカードが手元にある状態だと、今までは我慢できていたものも、我慢できずにお金を借りて出費を増やしてしまうという危険性が考えられるのです。
楽天銀行スーパーローンを使えば手に入る2つのメリット
ここまでは、入会だけをして使わないメリット、デメリットでしたが、楽天銀行のカードローンだからこそのメリットもあるので紹介します。
これから紹介する2つは、借入、返済をしていないと対象にならないので、その点には注意してください。
まず、楽天銀行スーパーローンなどのローン商品の借入残高があると、楽天銀行のステージが1つ上がります。
ステージは、預金残高、もしくは特定の行動(振込や宝くじの購入など)の回数で判定されますが、ローン商品の借入があるだけで1ランクアップできます。
ランクが上がると、楽天ポイントが貰えたり、1か月のATM無料回数、無料振込回数が増えたりするメリットがあります。
2つ目が、楽天銀行スーパーローンの返済口座に楽天銀行を設定することで楽天ポイントが貯まります。
楽天銀行の口座以外は対象外ですが、返済口座に他行を指定することは可能です。
まとめ:楽天銀行スーパーローンは入会のみもOK!いざという時に便利
楽天銀行スーパーローンに入会だけしておくメリット、デメリットを見てきました。
入会だけでも1,000ポイントもプレゼントされるのは嬉しいですが、全くカードローンの必要性を感じていないのであれば発行する手間の方が大きいと思います。
ただし、楽天銀行カードローンは低金利な銀行カードローンなので、すでに別の消費社金融から借りている場合には借り換えすると良いかもしれませんね。
金利が低くなる可能性が高い上、楽天ポイントも貯まりやすいのでメリットは十分です。
あと、急に現金が必要になったという時でも、ローンカードがあれば近くのコンビニなどですぐに借入ができるのでお守りとして持っておいても良いでしょう。