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一人暮らしの家賃は月収の1/3?手取り18万円で貯金できる?

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広い部屋、新築でキレイな物件、駅から近い、ゆずれない条件が増えていくとその分、家賃も上がっていきます。

はじめの条件のままで理想の物件を見つけることは難しいので、多くの人はどこかで妥協して部屋を借ります。

これから一人暮らしをする方は、どのくらいの家賃なら生活ができるのかのイメージを持っていない人も多いでしょう。

この記事では、新社会人、20代社会人の方に向けて、手取り18万円の場合にどのような支出になるかをシミュレーションしながら説明していきます。

一人暮らしの家賃は月収の1/3が審査に通る目安?

家を借りるにも審査があります。
家賃は安いものでもないですし、継続して何か月も支払っていくため、延滞なく家賃の支払いができるかを入居前に見極めるのです。

入居できるかを決めるのは大家さんのケースが多いですが、その前に保証会社などの保証を受けられるかどうかの審査がケースもあります。

一般的な話ですが、家賃の上限は月収の1/3までと言われています。

つまり、月収が24万円なら8万円までが家賃の目安になるということです。

手取り18万円なら家賃は6万円以下じゃないと審査落ちする?

では、手取りが18万円の場合には家賃はいくらぐらいまでが相場になるのでしょうか?

月収は、年金や社会保険料などが差し引かれる前の金額をいうので、手取りよりも多くなります。

家賃の目安は月収の1/3ですが、手取りが18万円であれば月収は22〜23万円程度と考えられます。
月収22万円で考えると、家賃は7万円程度が上限の目安と言えそうです。

また、月収の1/3以上の家賃であっても審査に通らないわけではありません。
保証人や保証会社が必要になる場合には、保証者の収入が十分であること、契約者(自分)と保証者の関係性が強いことなどの条件を満たしていれば問題なく契約できると思います。

保証人との関連性とは、両親、兄弟、叔父叔母などです。
兄弟よりも両親の方が万が一の場合を想定すると安心できる考えている大家さんが多いようです。

賃貸契約の審査に通るかは仲介業者に聞けばわかる?

入居を許可するのは大家さん、オーナーなので絶対ではありませんが、家を紹介してくれた仲介業者の担当者に審査に通りそうかを聞くという方法もあります。

審査に落ちるケース、通るケース、大家さんの人となりなどを知っていれば大体の目安くらいは教えてもらえます。

ただ、あくまでも担当者の方の経験にもとづくものなので目安です。

一人暮らしでかかるお金|手取り18万円で大丈夫?

社会人になると学生時代には考えてもみなかったようなお金がかかることがあります。

学生時代は年金を両親に代わりに払ってもらっていたり、健康保険も扶養家族になっており支払いが不要だったりします。

また、一人暮らしをして実家を出ることで家賃という大きな支出項目が増えます。

一人暮らしでかかるお金は、大きく分けると「固定費」と「変動費」の2つに分けることができます。

一人暮らしで必要な固定費の例

固定費とは、毎月決まった金額となる支出のことです。
例えば、家賃ですね。

中には、支出が発生するタイミングが1か月よりも長いスパンだったり、多少金額が変動するものもあったりします。

NHKの受信料は支払い期間を半年に1回、1年分まとめてなど選択ができますし、スマホの代金は通話した時間によって変動したりします。

スマホは、インターネット通信費を固定費、通話料を変動費と分けて考えることもできますが、まずは大雑把にまとめて考えた方がわかりやすいでしょう。

  • 家賃(住宅ローン含む)
  • 通信費(インターネット・スマホ)
  • 保険料
  • NHK受信料
  • 習い事の月謝(ジムなど)

一人暮らしで必要な変動費の例

変動費は、購入、利用した量によって金額が変わるものです。
例えば、食費は購入した金額が増えると、その分金額も増えます。

  • 食費
  • 日用品
  • 交際費
  • 光熱費
  • 医療費

一人暮らしで手取り18万円・家賃6万円の場合の支出目安

手取りが18万円で家賃が6万円の場合、残りは12万円です。

その金額から、その他の固定費と変動費をやりくりしなくてはいけません。

家賃以外の固定費だと、インターネット、スマホ代、NHKの受信料などの合計は1万5千円程度になります。

変動費のうち、食費は外食の回数によって大きく変動しますが、月2万円くらいが目安です。
光熱費は1万円、日用品に2万円がかかると想定すると、最低でも月5万円くらいが必要になります。

この固定費と変動費を合計すると6万5千円なので、手取りの残りは5万5千円です。

手取りの残りから趣味や貯金に回せる金額を考える

ここまでは生活するのに必要なお金でしたが、残った金額の中では趣味や交際費、貯金に回す金額を計算します。

残りの5万5千円をすべて貯金に回すことができれば、年間で60万円くらいの貯金ができることになります。

ただ、実際はすべてを貯金するのは難しいでしょう。
同僚や友人と飲みに行くこともあるでしょうし、パソコンなどが故障すれば思いがけない出費が発生することもあります。

だから、節約をして貯金をしていくためにはしっかりと計画を立てることが重要なのです。

手取り18万円でも貯金を増やすためのポイント

貯金を増やすためのポイントは3つです。

  1. 使う金額を減らして節約する
  2. 投資・資産運用で貯めたお金を増やす
  3. 副業・転職で入ってくるお金を増やす

この中でもっとも取り組みやすいのが、「使う金額を減らして節約する」ことです。

資産運用や副業と比較すると、お金を増やす効果は小さいですが、毎月の支出を見直すことで毎月数千円〜数万円からの節約であれば十分に現実的です。

毎月の支出を節約するなら固定費の見直しから!

節約をすると多くの人は「食費」などの変動費を削ろうとします。
しかし、食費などを必要以上に切り詰めて体調を崩せば、収入が減る、医療費が増えるなどのデメリットが生まれる可能性もあるのです。

無駄遣いはよくありませんが、まずは固定費から見直しをしていきましょう。

毎月の通信費は見直しがしやすい

支出を見直す場合、金額が大きいものから検討するのが基本です。
固定費で考えると家賃が占める割合が大きいのですが、今回は家賃は6万円の決まった金額と考えるので、次の大きい支出を考えます。

家賃の次は、おそらく通信費の割合が大きくなります。
NHKの受信料も安くはありませんが、そもそも見直しができない可能性が高いです。

通信費を抑えるには、家のインターネットであればプロバイダーを乗り換える、スマホであれば格安SIMを使うことで節約ができます。

一般的なスマホは月1万円くらいの費用がかかるのも当たり前ですが、格安SIMであればその半分くらいに月額を抑えることも可能です。

例えば月5千円の節約ができれば、年間6万円もの節約になるのです。

一人暮らしの家賃は月収の1/3!手取り18万円で貯金するなら固定費を抑える

月収の1/3が入居審査における通過目安になります。
手取りが18万円であれば、月収は22万円〜23万円くらいなので、家賃は7万円くらいが上限になると考えられます。

手取りが18万円でも、節約をすれば十分に貯金にお金を回すことは可能です。
若いうちは貯金がなくても困らないかもしれませんが、急な出費やライフイベントに備えるためにも計画的に貯金を増やしていくようにしましょう。