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預金と貯金って違うの?知らないと恥ずかしい3つの違い

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預金と貯金の違いを説明できますか?

普段何気なく使っている言葉ですが、2つの言葉にはっきりと違いがあるのです。

預金と貯金の違いって何?

なかなか「預金」という言葉を使う機会は少ないかもしれませんが、日常の会話であれば「預金」でも「貯金」でも大きな違いはありません。

ただ、厳密には2つは別のものなので、使い方を間違えると誤解を生む可能性もあります。

預金と貯金は、どこに預けているかで言葉の使い分けをしましょう。
簡単にいえば、ゆうちょ銀行に預けているお金は「貯金」、それ以外の銀行の場合には「預金」となります。

ゆうちょ銀行へ預けているお金は貯金

ゆうちょ銀行へ預けているお金は、貯金と呼びます。

ゆうちょ銀行での預金は、2007年の民営化以前には「郵便貯金」という名称でしたが、その当時から一般的に「貯金」という呼び方がされていました。

また、ゆうちょ銀行の他、JAバンク(JA貯金)、JFマリンバンク(漁協貯金)でも「貯金」という言葉が使われます。

その他メガバンク・地銀などの銀行では預金

ゆうちょ銀行、JAバンク、JFマリンバンク以外のメガバンクや地方銀行が扱っているものは預金と言います。

銀行以外でも、信用組合、信用金庫などへお金を預けることも預金となります。

預金と貯金では適用される保護制度が異なる

預金でも貯金でも、制度自体には大きな違いはありません。

ただ、それぞれで適用される保護制度が異なるのです。

まず、貯金は「貯金保険制度」という法律が適用されます。
一方で、預金は「預金保険制度」という法律が適用されています。

法律自体は別ですが、万が一銀行が経営破綻した場合に預けているお金のどう保護するかが記されています。

どちらの保護制度でも金融機関が破綻した場合、1,000万円までの元本と破綻した日付までの利息が保護(ペイオフ)されることとなっています。

預金も貯金も大きな差はない?

金融機関にお金を預ける場合には、どこに預けるかで「貯金」か「預金」に分類ができます。

では、自宅の貯金箱などに貯めているお金はなんて呼ぶのでしょうか?

一般的には、「貯金箱」という名前の通り「貯金」と言いますよね?

多くの方は、どこに預けているかに関係なく、貯めているお金を「貯金」と呼ぶと思います。

なぜ、預金ではなく貯金という言葉がよく使われるのかというと、「貯金」という言葉が使われるようになった経緯をみるとわかります。

貯金という言葉が使われるようになったのはいつ?

貯金は、日本の郵便制度の発展に大きく貢献した前島密によって1875年に導入されました。

それまでは、日本ではお金を貯めておくという考え方は一般的ではなかったそうですが、そこから徐々に貯金が浸透していったそうです。

実は、預金でも貯金でも法律上では「預金」として扱われます。
その中でも、ゆうちょ銀行などが扱っている預金業務を「貯金」と呼んでいます。

もともとは「預金」は貯める目的ではなく、支払いの意味合いが強かったということもあり、現在ではお金を貯めておくことを一般には「貯金」というようになったのです。

まとめ:預金と貯金の使い分け方

少し大雑把ですが、ゆうちょ銀行に預けているお金は貯金、それ以外の銀行に預けているお金は預金と考えておけば問題ありません。

また、金融機関以外で貯めているお金に関しても一般的には貯金と言って問題ありません。

ただ法律上ではどちらも預金とされています。

普段の会話で使う場合には預金と言っても問題ありませんが、注意したいのは就活や転職活動をしている学生や社会人です。

就職を希望している銀行に対して、「貯金の業務」などと言ってしまうと印象が悪くなる可能性はあります。
業界のことを調べていない、把握できていない印象を与えかねないので仕事関係で、預金、貯金という言葉を使う場合には注意を払うようにしましょう。