楽天カードとの組み合わせで1.5%の還元率になる楽天ペイですが、もう1つの特徴として「楽天ポイントでの支払い」ができるがあげられます。
期間限定ポイントをコンビニなどで消化することもできて便利ですが、中には期間限定ポイントだけを使って、残りの金額を現金などの別の方法で支払いたいというかたもいるでしょう。
そこで、今回は楽天ペイと他の決済方法は併用できるのか、ポイントカードやクーポンとは併用できるのかについて説明していきます。
目次
楽天ペイはクレジットカードか楽天ポイントで支払い可能
楽天ペイと他の決済方法との併用について知る前に、そもそも楽天ペイはどうやって支払いをするのかを理解しておきましょう。
仕組みが分かれば、併用できるのかについても理解しやすくなると思います。
楽天ペイはダウンロードしたアプリと楽天のID情報の紐付けをすることで、支払いに利用できます。
そのため、主な支払い手段として、①楽天IDに登録済みのクレジットカード、②楽天IDで所有している楽天スーパーポイントの2種類から選択が可能です。
多くの場合だと①のクレジットカードを支払い元にした方法で決済をするので、アプリを経由しているものの、実質的にはクレジットカード払いになります。
残高にチャージをして利用するわけではないので、クレジットカード払いと同様に残高不足になる心配はいりません。
※クレジットカードの限度額に達した場合などは、支払いができないケースもあります。
それでは、楽天ペイが他の支払い方法と併用ができるかについて説明していきます。
楽天ペイは現金や電子マネーとの併用はできない?
楽天ペイはアプリを利用したQRコード決済ですが、請求は登録してあるクレジットカードに来ます。
実質的にはクレジットカードでの支払いと一緒なので、一部だけを楽天ペイで支払い、残りを現金や電子マネーで支払うということはできません。
楽天ペイを利用する場合には、楽天ペイ以外の支払い方法をの併用はできないのです。
楽天ペイは期間限定ポイントだけで支払いできる?不足分の支払い方法
では、登録してあるカードではなく、楽天ポイントで支払いをする場合にはどうでしょうか?
カード払いだと残高などは関係ありませんが、金額によっては貯まっているポイント数以上の買い物になることもありますよね。
特に、有効期限が近い期間限定ポイントだけを利用したいという場合はなおさらです。
この場合には「請求金額 - 利用ポイント数 = 不足金額」となりますが、不足金額は楽天ペイでの支払いになります。
つまり、「請求金額 = 利用ポイント数 + 楽天ペイ(クレジットカード)」となるということです。
楽天ペイを通しての実質的なカード払いはできますが、別のクレジットカードで残金を払うことはできないので注意しましょう。
楽天ポイントは「楽天カードポイント Pay」での利用も可能
楽天ペイと名前が似ていますが、「楽天カードポイント Pay」というサービスを利用しても楽天ポイントでの支払いができます。
楽天カードポイント Payを利用できるのは楽天ペイ加盟店で楽天カード(クレジットカード)による支払いをする場合です。
楽天e-NAVIからポイントPayの設定をすると、楽天ペイ加盟店での楽天カード決済のうち、指定した金額分に楽天ポイントをあててくれます。
例えば、設定を500ポイントにしていると
1,000円 = 500ポイント(楽天ポイント) + 500円(楽天カード)
と自動的に楽天ポイントを利用してくれるのです。
他にも、楽天ポイントカード加盟店なら楽天ポイントカードを利用することでポイント決済ができます。
期間限定ポイントを街の加盟店でも使いやすくなったので、ぜひ試してみてください。
楽天ペイはポイントカードと併用すれば二重取り・三重取りができる
現金などの他の支払い方法との併用はできませんが、ポイントカードとの併用は可能です。
ポイントカードを提示すれば、楽天ペイ+クレジットカード+ポイントカードの最大ポイント三重取りも可能になります。
特に、コンビニではPontaやdカード、Tカードなどの共通ポイントカードが利用できるので、忘れずに併用しましょう。
コンビニ | ポイントカード | 還元率 |
ローソン | dカード | 1% |
Ponta | 1% | |
ファミリーマート | Tカード | 0.5%※ |
ポプラ | 楽天ポイントカード | 1% |
ミニストップ | WAON | 0.5% |
楽天ペイのポイントシステムについて詳しくは「楽天ペイなら最低でも還元率1.5%!ポイント二重取り・三重取りをする方法」で説明しているの参考にしてください。
クーポンや割引券は会計前の提示で楽天ペイとの併用が可能
ポイントカードと同様に、クーポンなどの割引券は楽天ペイとの併用ができます。
会計処理が終わってからの値引きはできないので、①ポイントカード/割引券など、②楽天ペイの順番で会計をしてください。
楽天ペイは決済の取り消しもできますが、このようなケースではキャンセル対応をしてもらえない可能性が高いです。
先に割引券を出したのに値段が変更されていなかったという場合などには、お店が返金などで対応してくれる可能性はありますが、自身に落ち度がないことが前提となります。
楽天ペイの支払いキャンセルについては「楽天ペイで間違った金額を支払うと返金されない?返品・取り消しの注意点」で説明しています。
まとめ:楽天ペイはポイントカードとの併用は可能!現金払いとの組み合わせは不可なので注意
楽天ペイで併用できる支払い方法などについてまとめます。
楽天ペイ | ||
カード払い | ポイント払い | |
現金 | × | × |
電子マネー | × | × |
クレジットカード | × | △ |
ポイントカード | ○ | ○ |
割引券・ポイントカード | ○ | ○ |
△:ポイント払いの不足分を楽天ペイ(クレジットカード )で支払うことは可能
楽天ペイで支払いをするなら、楽天ペイだけで全額を支払う必要があるということです。
割引券やポイントカードは、会計前に提示をすれば併用ができるので忘れずに利用しましょう。
クオカードは支払いではなく、割引扱いとなる場合には利用できる可能性があります。
お店によって対応が異なるので、店舗ごとに確認をしてください。