還元率の高いクレジットカードを探している方には「リクルートカード」がおすすめです。
一般的なクレジットカードよりも高い還元率なので、現金からクレジットカードに変えたり、クレジットカード自体を乗り換えることで効率的にポイントを貯められます。
この記事では、そんなリクルートカードの還元率と基本的なポイントの仕組みを説明していきます。
また、ただ使用するだけよりも効率よくポイントを貯めるコツについてもふれているので、ぜひ参考にしてください。
目次
リクルートカードの基本スペックと入会キャンペーン
リクルートカードはポイントが貯まりやすいことで有名ですが、その他にも年会費が無条件で無料など全体的なスペックは高めです。
還元率 | 1.2% |
---|---|
年会費 | 無料 |
ブランド | VISA・MasterCard・JCB |
貯まるポイント | リクルートポイント |
さらに、リクルートカードでは入会・利用キャンペーンを実施しているため、はじめてカードを発行する人はさらにお得です。
キャンペーンの内容は時期によって変更される可能性もありますが、今ならなんと最大6,000円分のポイントが貰えちゃいます!
年会費もかからないので、1枚作っておいて損はありません。
リクルートカードの還元率
リクルートカードの還元率は1.2%なので、10,000円の利用で120円分のポイントが貯まることになります。
そして、覚えておきたい点の1つが、月間の利用金額に対して1.2%のポイントがつくということです。
つまり、月間の利用金額が100,000円だと、無駄にすることなく1,200ポイントを獲得できます。
クレジットカードの中には、決済の都度ポイントの計算がされ、1円未満の分は切り捨てられるものも多いです。
例えば、還元率1%のクレジットカードで90円のものを購入した場合、90円×0.01=0.9円となり、ポイントは貯まりません。
そのため、月間の利用金額が一緒でも、リクルートカードの方がポイントが貯まりやすいのです。
リクルートカードの還元率は高い?
リクルートカードの還元率は1.2%ですが、この還元率自体が一般的なクレジットカードよりも高めの設定です。
主なクレジットカードの還元率を比較してみましょう。
クレジットカード | 貯まるポイント | 還元率 |
リクルートカード | リクルートポイント | 1.2%〜 |
楽天カード | 楽天スーパーポイント | 1.0%〜 |
dカード | dポイント | 1.0%〜 |
Yahoo! JAPANカード | Tポイント | 1.0%〜 |
イオンカード | ときめきポイント | 0.5%〜 |
お店によって還元率が変動するケースもあるため、「1.2%〜」というような表示をしていますが、リクルートカードが還元率が高いことが分かりますね。
効率よくポイントを貯めるならリクルートカードがおすすめです。
ポイント倍率がアップする特約店はある?
クレジットカードには、通常の付与率よりもたくさんポイントが貯まる特約店がある場合もあります。
しかし、リクルートカードには特約店というものがありません。
通常の還元率でも1.2%と高いので十分ともいえますが、特定のお店で使用するサブカードではなく、幅広く利用できるメインカードという立ち位置になるでしょう。
リクルートカードの利用で貯まるポイント
リクルートカードで支払いをすると「リクルートポイント」が貯まります。
貯めたポイントは以下のようなリクルートグループのサービスで使用可能です。
【リクルートポイントが使えるサービス】
- ポンパレモール
- HOT PEPPER グルメ
- HOT PEPPER ビューティ
- じゃらん
- じゃらんゴルフ
など
さらに、リクルートポイントは、Pontaポイントに1:1の比率で交換できます。
Pontaポイントに交換することで、ローソン、すき家などPonta提携店でもリクルートカードで貯めたポイントを使えるようになるのです。
リクルートカードのポイントが付与されるのはいつ?
リクルートカードのポイントは1ヶ月分をまとめて付与されます。
ポイントが貰えるタイミングは、リクルートカードの請求日の翌日11日です。
ただし、リクルートカードを利用した店舗から売上データが届いてた分の集計になるため、場合によっては次月の付与になる決済もあります。
リクルートカードのポイントの有効期限はいつまで?
リクルートポイントには有効期限がありますが、新たなポイントを獲得することで自動的に更新されていきます。
リクルートポイントの有効期限は、最終のポイント加算日から12ヶ月後の月末までです。
毎月、リクルートカードを利用している人なら、1ヶ月に1回はポイントが加算されます。
その度に、有効期限が延長されていくので、失効する心配はないでしょう。
リクルートカードでポイントを効率的に貯める方法
最後に、リクルートカードで効率的にポイントを効率的に貯めていくコツを紹介します。
通常の還元率も1.2%と高いですが、工夫次第でもっとたくさんのポイントを貯めることが可能です。
【ポイントを貯めるコツ】
- 提携サービスも利用する
- 公共料金の支払いをまとめる
- スマホ決済などと組み合わせる
Pontaポイントが貯まる提携サービスでも利用する
先ほどリクルートポイントが貯まるサービスを紹介しましたが、それらの中にはPontaポイントが貯まるものも多いです。
つまり、そのサービスでの決済をリクルートカードにすれば、リクルートポイントとPontaポイントの二重取りができます。
例えば、ポンパレモール、じゃらんnetの場合には、次のような内訳になるのです。
対象サービス | リクルートポイント | Pontaポイント |
ポンパレモール | 1.2% | 3.0% |
じゃらんnet | 1.2% | 2.0% |
その他にも、美容室やネイルサロンの予約はホットペッパービューティ、居酒屋の予約はホットペッパーグルメなどのようにリクルートサービスを使えばポイントの二重取りが可能です。
美容室を特にサイトを経由せずに予約している、そのまま来店している人ももったいないです。
行きつけのお店がある人はホットペッパービューティの掲載店になっていないかを確認してください。
ネットやアプリで席の確認もできるのでいちいち電話をする手間もなく予約できて便利です。
公共料金の引き落としをリクルートカードにまとめる
クレジットカードのポイントを効率的に貯めていくには、できるだけ多くの支払いをリクルートカードにまとめることが重要です。
特に公共料金の支払いは毎月発生しますし、年間で考えると結構な額になるので、リクルートカードで行うことをおすすめします。
【リクルートカードで支払える公共料金】
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
など
ただし、クレジットカードでの決済に対応しているかどうかは請求元によって異なります。
まずはクレジットカード決済ができるかを確認して、可能であればリクルートカードを利用すると良いでしょう。
毎月、請求書で支払う手間もないですし、自動的に請求金額の1.2%分のポイントを獲得できます。
家族カードを使って夫婦・親子でポイントを貯める
本会員が扶養している家族(同一生計の子ども、配偶者など)であれば、家族カードを発行することもできます。
自身に収入がない配偶者や子どもだと自分名義のクレジットカードが持てないこともありますが、家族カードならその心配はいりません。
普段は現金払いをしている家族もクレジットカードで決済できるので、通常のリクルートカードと同じように利用金額の1.2%が還元されます。
請求は本会員にいくのでクレジットカード決済のルールを決めた上で家族カードも活用してはどうでしょうか?
ETCカードを発行して高速料金でもポイントを貯める
リクルートカードは希望すればETCカードの発行もできます。
高速道路の通行料金もポイント還元の対象になるので、高速に乗る機会がある人は一緒に申し込みを検討してください。
ただし、ETCカードの発行はVISAとMasterCardブランドの場合、新規発行手数料として1,000円(税別)が必要です。
ブランド | 新規発行手数料 | 年会費 |
VISA | 1,000円(税別) | 無料 |
MasterCard | 1,000円(税別) | 無料 |
JCB | 無料 | 無料 |
手数料は新規発行時のみなので、それ以降は年会費を含めて無料です。
これからリクルートカードに申し込みをする人は、ETCカードの新規発行手数料も参考にしてブランドを決めてください。
スマホ決済・プリペイドカードと組み合わせる
あまり知られていませんが、リクルートカードはスマホ決済やプリペイドカードと組み合わせるとさらにお得です。
例えば、楽天ペイは支払い金額の0.5%の楽天スーパーポイントが貯まるので、支払い元のクレジットカードをリクルートカードに指定すれば最大1.7%(0.5%+1.2%)の還元率になります。
ただし、スマホ決済やプリペイドカードにはクレジットカードによって相性があるので注意してください。
例に出した楽天ペイであれば、還元率が1.0%の楽天カードと組み合わせた方がキャンペーンなどが適用されポイントが貯まりやすいことが多いのです。
では、リクルートカードはどの組み合わせが良いのかというと、プリペイドカードの『kyash』です。
『kyash』はVISAブランドのプリペイドカードですが、事前にチャージしておいた残高で決済をすると、後日、2.0%が残高に還元されます。
そして、このチャージにはクレジットカードを利用することも可能!
つまり、最大3.2%(2.0%+1.2%)のポイント還元を受けられるのです。
支払い金額 | 獲得ポイント合計 | 内訳 |
1,000円 | 32ポイント | 20円分のkyash残高 |
12円分の楽天ポイント | ||
10,000円 | 320ポイント | 200円分のkyash残高 |
120円分の楽天ポイント |
リクルートカードでポイントを上手に貯める方法のまとめ
リクルートカードは通常の還元率でも1.2%と高いですが、より効率的にポイントを貯めるためにはコツが2つあります。
まずは、できるだけ多くの支払いをリクルートカードですること。
公共料金などの固定費は還元率の高いクレジットカードに請求が行くようにしておけば、毎月、どんどんポイントが貯まっていきます。
そして、2つ目は『kyash』などのプリペイドカードと組み合わせて使うこと。
公共料金のような毎月請求が生じるようなものにはプリペイドカードが使えないケースも多いですが、街のクレジットカード加盟店なら問題ありません。
リクルートカードを登録した『kyash』を使えば還元率は最大3.2%です。
リクルートカードで効率的にポイントを貯めるなら、ぜひ以上のことを実践してみてください。