ポイントが貯まるクレジットカード決済をできるだけするようにしている方も多いと思いますが、私も買い物の9割くらいはキャッシュレスで現金は使っていません。
ただ、コンビニなどでは暗証番号やサイン不要で支払える場合も多いので、「暗証番号の入力をお願いします。」と言われるととっさに思い出せないこともありますよね。
「やばい、暗証番号を思い出せない!」という場合でも、問題なく買い物ができるので焦らないようにしましょう。
目次
クレジットカードは暗証番号を忘れると使えない?
もし、暗証番号を忘れた、数回入力したけど合わないという場合にはサインで対応しましょう。
暗証番号の入力を求められたとしても、「サインでお願いします。」と伝えればOKです。
暗証番号からレシートへの署名に変更可能なので、暗証番号を思い出せないときはスタッフの方に伝えましょう。
クレジットカードの暗証番号の入力を求められたときに、サインに変更する方法については「クレジットカードはサインか暗証番号かは選択可能!2つに違いはある?」で詳しく説明しているので参考にしてください。
ただし、暗証番号を覚えていないまま放置するのは問題です。
どうしても思い出すことができないというときは、次の方法で確認してください。
クレジットカードの暗証番号を忘れた場合の対処法
もし、クレジットカードの暗証番号を忘れてしまったというときは、次の3つの方法を試してみてください。
- それらしい暗証番号を試してみる
- 暗証番号をカード会社に確認する
- 暗証番号の再設定をする
それらしい暗証番号を何回か試してみる
もし、暗証番号の候補がいくつかある場合には試してみましょう。
ただし、適当な暗証番号を入力してはいけません。
あくまでも、おそらくこれかなという候補がある場合の対処法です。
何回も入力をミスすると、クレジットカードが利用できなくなる可能性があります。
詳しくは、記事の後半で説明していきますね。
クレジットカード会社に連絡して暗証番号を問い合わせる
暗証番号を忘れてしまったら、クレジットカード会社に連絡をしてみましょう。
クレジットカード会社によって問い合わせ方法が異なるので、利用しているカードごとに確認をしてください。
多くのカードでは、電話以外にも、会員専用のネットサービスでも暗証番号の確認が可能です。
ただし、セキュリティーの問題で電話やネットでは暗証番号(4桁の数字)は教えてもらえない場合もあります。
その場合には、手続き後にカード会社からのハガキが自宅へ届くので、短くても数日間はクレジットカードを利用できません。
クレジットカードの暗証番号の再設定手続きをする
クレジットカードの暗証番号を変更するには、確認するときと同じようにカード会社に電話連絡するか、会員専用のネットサービスを利用します。
楽天カード(ICチップ有り)の場合には、楽天e-NAVIから手続きが可能です。
クレジットカードの暗証番号を忘れたときの注意点
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまった場合には、①候補を試してみる、②暗証番号を照会・変更するなどの対応をしましょう。
ただし、それぞれの方法を試すときには先に知っておきたい注意点もあるのです。
暗証番号は何回も間違えるとロックされて使用不可になる
暗証番号の候補がある場合には、お店のレジで支払いをするときに試してみてもOKです。
ただし、何回も連続して間違った暗証番号を入力してしまうとクレジットカードがロックされてしまいます。
これは、クレジットカードが不正利用されるのを防ぐためのもので、一度ロックされてしまうとそのカードは使用不能になってしまうのです。
ロックされる直前には入力パットにアラートが表示されますが、3パターンくらい候補を試してもダメなら、諦めてサインで対応した方が良いでしょう。
クレジットカードがロックされてしまうと、解除することはできず、再発行となる場合が多いです。
暗証番号の再設定には再発行が必要なケースもある
クレジットカードがロックされた場合と同様に、暗証番号を再設定したいときもカードの再発行が必要になるケースが多いです。
カードにICチップが付いているかどうかによっても手続き方法が異なりますが、再発行だと手続きをしてもすぐには使えない点に注意しましょう。
再発行したクレジットカードは自宅に届くまで1週間〜2週間程度はかかります。
連休中などは日数がかかることも予想されるので、再発行するときはタイミングにも気をつけてください。
暗証番号は他人に推測されにくいものを再設定する
暗証番号を再設定するときには、できるだけ覚えやすいものにしがちですが、他者から類推されるようなものはNGです。
クレジットカードによっては、初めから生年月日(1月1日→0101)や同じ数字の連続(0000)などは登録できないようになっています。
他にも、郵便番号、携帯電話番号の下4桁などは避けたほうが良いでしょう。
また、財布ごと盗難にあってしまった場合には、免許証、保険証なども入っている可能性が高いので、それらの番号とも関係ない方が安心です。
4桁の数字なので10の四乗で1万通りとなりますが、できるだけ意味のない(他の人が類推しにくい)数字の並びを採用することをおすすめします。
クレジットカードの暗証番号を忘れたらサインで対応!その後に変更手続きをしよう
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまったら、多分これかなという候補があれば試してみて、1〜2回試してダメならサインで対応をしましょう。
連続で間違えるとクレジットカードがロックされて再発行が必要になるので、サインに変更した方が無難です。
ただ、暗証番号を忘れてしまった状態はよくないので、カード会社に連絡して暗証番号の照会・再設定の手続きをしましょう。
基本的にはクレジットカード番号の照会、変更はネットだけではできずに、郵送の手続きも必要になります。
そのため、手続きをしても、すぐにまた利用できるようになるわけではないので注意をしてください。