楽天ポイントは一定の条件を満たせば家族間での移動ができます。
そのため、子どもに貯まったポイントをあげたり、家族旅行で利用する楽天トラベルのために家族で貯めたポイントを1つにまとめたりが可能です。
ただし、楽天ポイントの移動には条件があります。
楽天ポイントの移動は家族カードが必要
楽天カードには、追加で発行できる家族カードのサービスがあります。
楽天ポイントの移動をするには、家族カードを発行している必要があるのです。
家族カードを発行するための条件は、楽天カードの公式ページでは次のように記載されています。
お申し込み対象:「生計を同一にする配偶者、親、子ども(18歳以上)に限ります。」
家族カードは利用者ごとに発行を行い、カードに記名をした人しか利用できないので注意しましょう。
楽天ポイントを家族間で移動するための3つの条件
楽天ポイントを家族の間で移動するためには、次の3つの条件を満たす必要があります。
- 家族カードの会員であること
- 通常ポイントであること
- 50ポイント以上で月間1万ポイントまで
家族カードの会員であること
楽天ポイントを家族間で移動するためには、家族カードの会員同士であることが条件です。
楽天ポイントの移動ができるのは、次のどちらかのケースです。
- 本カード会員⇄家族カード会員
- 家族カード会員⇄家族カード会員
通常ポイントであること
楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。
この中で家族間での移動ができるのは通常ポイントだけです。
そのため、期間限定ポイントの場合には所有している会員が自分で使い切らないと失効してしまいます。
また、Oricoカードなどの提携企業、楽天証券などのグループ企業のポイントを交換した楽天ポイントも移動が不可です。
期間限定の楽天ポイントは街で使い切るのが便利
家族間での移動ができない期間限定の楽天ポイントは街で使ってしまうのが簡単です。
街で楽天ポイントを利用するには、楽天ポイントカードが必要となります。
もしくは、楽天ポイントカードの機能があるアプリでもOKです。
あとは、街の楽天ポイントカードの加盟店であれば自分の楽天会員IDに貯まっているポイントで買い物ができます。
50ポイント以上で月間1万ポイントまで
楽天ポイントを家族へあげる場合には、ポイント数に制限があります。
まず、最低ポイント数は50ポイントなので、これより少ない場合には移動ができません。
50ポイント以上であれば、あとは1ポイント単位での移動が可能になります。
ちなみに、ポイントの移動には手数料はかかりません。
また、1か月に移動ができるポイント数には上限があります。
月間の上限ポイントは1万ポイントなので、それより大きいポイント数の場合には月をまたいで移行しなくてはいけません。
楽天ポイントを家族に移動する方法
楽天ポイントを家族へ移動するためには、楽天e-NAVIを利用します。
楽天e-NAVIから、楽天ポイントの「移行申請手続き」を行います。
また、楽天ポイントの移動には自分自身と、ポイントの移動先の会員も楽天e-NAVIに登録している必要があります。
利用明細も簡単なので、家族カードの会員も含めて全員が楽天e-NAVIの登録をしておくといいでしょう。
楽天ポイントの移行申請をしてから3日以内に、移動先に楽天会員のアカウントにポイントが反映されます。
移行した楽天ポイントを確認する方法
家族で移行をしたポイントを確認するにも、楽天e-NAVIを利用します。
楽天ポイントは会員ごとに管理されており、口座番号が割り当てられます。
楽天ポイント口座から移行したポイントを確認ができるので、反映されたかの確認をするためにも楽天e-NAVIを活用することをおすすめします。
まとめ:楽天ポイントをまとめて有効活用
貯まったポイントを使う機会がない、家族で貯めたポイントを1つにまとめたいという場合には楽天家族カードを利用すればOKです。
ただし、家族であっても家族カードの会員でない場合にはポイントの移動をして1つにまとめることはできないので注意が必要です。
家族カードなら家計の管理も楽になりますし、使わないポイントを子どもに移動する、家族で貯めたポイントを1つのアカウントにまとめて楽天トラベルで使うなんてことも可能になります。
基本的には楽天ポイントは他の会員にあげることはできないため、家族カード会員の場合だけ譲渡ができます。
上手に楽天家族カードのサービスを利用して、楽天ポイントを有効活用しましょう。