PayPayやLINE PayなどQRコード、バーコードを利用した決済方法はどんどん広がっていますが、ついにギフトカードの代表「QUOカード」もデジタル化しました。
公式サイトでの表記は「QUOカードPay」で、2019年の3月14日から販売開始の予定です。
※ユーザーが利用できるのは3月下旬からの予定
この記事を執筆している時点では、まだサービスの開始前なので情報は少ないですが、かんたんにQUOカードPayがどんな支払い方法か、そのメリット・デメリットを説明していきます。
QUOカードとQUOカードPayの違いはなに?
QUOカードとは、株式会社クオカードが発行していて、全国の加盟店で利用することができる共通ギフトカードです。
では、従来のQUOカードと、QUOカードPayの違いはどこにあるのでしょうか?
QUOカードPayのサービス開始後にならないと分からない部分もありますが、基本的には物理的なカードか、デジタルかという違いだけです。
これまでは、お財布に入れておき、使うタイミングにレジのスタッフに渡すという使い方でしたが、QUOカードPayの場合には、スマホの画面に表示させたバーコードを読み取ってもらうことになります。
カード自体をなくす心配もないですし、おそらくスマホ状で残金の確認もできるのだと予想しています。
QUOカードPayのメリット・デメリット
現在発表されている情報は、QUOカードPayをノベルティなどに活用する企業向けのメリットが中心です。
ですが、この記事では店舗で利用するユーザー目線でQUOカードPayのメリット・デメリットを考えていきたいと思います。
メリット①:QUOカードPayは会員登録やアプリは不要
LINE Pay、PayPay、楽天ペイ。
どのQRコード決済も利用登録をしないとお店で支払いをすることはできません。
色んな決済方法が出てくるのは悪いことではありませんが、全部で会員登録をして、アプリをダウンロードしてというのは面倒ですよね。
一方、QUOカードPayに関しては、会員登録も専用アプリのダウンロードもしなくて大丈夫です。
※アプリ自体はリリース予定のようです。
例えば、500円分のQUOカードPayをもらった場合は、送られてきたURLにアクセスしてバーコードを表示させるだけでOK!
全額を一回で使い切るなら、残高の管理も要らないですし、かんたんそうですね。
メリット②:QUOカードPayはメールやSNSで送信可能
何かのキャンペーンでQUOカードが当選すると、基本的には郵送で受け取ることになるでしょう。
QUOカードPayの場合は、URLにアクセスできれば大丈夫なので、メールやSNS(LINE、Twitterなど)を利用して受け取りができます。
すぐに受け取って、すぐに利用できるというのもメリットになりそうです。
メリット③:QUOカードPayは現金との併用もできる
QUOカードと変更がない点ではありますが、QUOカードPayも現金との併用ができます。
そのため、QUOカードPayを全額使った上で、残額は現金払いなども可能です。
クレジットカードと併用できるかの情報はありませんでしたが、QUOカードと同様にお店によって対応が変わる可能性があるでしょう。
デメリット:QUOカードPayの対応店舗はローソンのみ?
QUOカードPayの最大のデメリットとも言えますが、現状ではローソンのみが対応店舗となっています。
対応店舗は順次、拡大していくそうですので、新たな発表があればこの記事でも情報を更新していきますね。
まとめ:QUOカードPayはアプリなしで利用できるデジタルギフトカード
QUOカードPayで分かっているメリットは、URLへアクセスすればバーコードを表示できるので、会員登録やアプリのダウンロードが要らないことです。
ただ、今後は専用アプリも発表される予定なので、アプリを使えばもっと便利になると思います。
アプリがなくても利用可能と言っても、複数のURLを持っている場合などは管理するのに必須になるのではないでしょうか?
新しい情報が出てきたら、記事を更新していきますね。