スマホ決済のLINE Payが専用アプリのリリースをすることを2019年4月17日にプレス向けイベントで発表しました。
LINE Payはこれまで、LINEアプリ上からの起動でしたが、専用アプリがリリースされたことでより一層便利になるようです。
イベントはLINEライブで配信されていたので、どんな風に便利になるのかをチェックしていたのですが、「ライトユーザーにこそ、専用アプリがおすすめ」というのが私の結論です。
もちろん、ヘビーユーザーでも専用アプリを利用した方が便利ですが、「新しくアプリをインストールのは面倒」、「利用頻度は少ないし、専用アプリはいいかな」と思っている人にこそ使ってもらいたい変更内容だと思います。
イベントでは、専用アプリのリリースに加えて「平成最後の超Pay得祭」(2019/4/18〜4/30)の開催も発表されました。
キャンペーン内容については「LINE Payキャンペーン速報|Payトク・20%還元などの最新情報まとめ」を参照してください。
LINE Pay専用アプリがリリース
LINE Pay専用アプリは、記者向け発表があった2019年4月17日にandroid(アンドロイド)版が先行してリリースされています。
androidのスマホを使っている方だとすぐにアプリをダウンロードして使うことができますが、残念ながら、iOS版アプリは後日リリースとのこと。
私のようなiPhoneユーザーは、もう少し待たないとダメみたいですね。(iOS版の公開予定は分かり次第記載します。)
追記:2019年4月23日にiOS版アプリもリリースされました!詳しくは「LINE PayアプリのiOS版がリリース!iPhoneに対応したので使い方を紹介」の記事で!
LINE Pay専用アプリで変わる3つのポイント
専用アプリによって、これまでのLINE Payとは以下の3つの点が変わります。
- マップ上にLINE Pay加盟店を表示できる
- コード支払いは10万円以下だとパスワード認証が不要
- クーポン検索が簡単にできる
冒頭で、ライトユーザーにこそおすすめしたいと言った理由の1つは、マップ上にLINE Payが利用できるお店を表示することが可能になったことです。
スマホ決済だとPayPayでは利用できましたが、アプリをダウンロードすればLINE Payでも可能になります。
それでは、より便利になる変更点を1つひとつ説明していきますね。
マップ上にLINE Pay加盟店を表示できる
コンビニ各社ではQRコード決済がかなり普及しているので、「ここのお店、LINE Pay使えたっけ?」ということは少なくなりました。
ただ、LINE Payを使い始めたばかりの方、今いる場所の近くの加盟店を知りたい方は店頭の表示を確認したり、ネットで検索したりといろいろ面倒な点がありました。
専用アプリではマップ検索に対応しているため、GPSを利用して近くの加盟店を探す、特定のエリアで加盟店を探すというのが簡単にできるようになったのです。
お財布を持たずに外出しているときなんかは、マップ検索ができると本当に便利だと思います。
コード支払いは10万円以下だとパスワード認証が不要
LINE Payは、セキュリティーの観点から必ず認証パスワードの入力が必須でした。
指紋認証や顔認証などの生体認証が利用できればあまり面倒はありませんが、それでも、読取箇所に指を置いたり、カメラ位置に顔を合わせたりはちょっと手間だったと思います。
専用アプリを利用することで、1回の決済金額が10万円未満であれば、1日あたり合計30万円未満までの決済はパスワード不要で行えるようになりました。
もちろん、セキュリティ重視の方、生体認証に煩わしさを感じない方は、専用アプリでもこれまで通りにパスワードを設定しておくことが可能です。
クーポン検索が簡単にできる
まだ使ったことがない人もいるでしょうが、LINE Payでは支払い時に利用できるクーポンがあります。
電子マネーやクレジットカードだと「このクーポン使えますか?」と先に確認して値引きされた金額を支払いますが、LINE Payはコード画面にセットするだけでOK!
ただ、従来はすでに獲得済みのクーポンから利用するものを選択するという流れでしたが、アプリでは「おすすめクーポン」をまとめてチェックすることも可能になりました。
使えるクーポンがあれば、ダウンロード→選択ですぐに利用可能です。
細かい点ですが、この辺りのUI(ユーザーインターフェース)の変更、改善もありがたいですね。
まとめ:LINE Payアプリでスマホ決済がもっと便利に!
LINE Payに専用アプリが登場したことで、使いやすさはグッと向上したと言えます。
個人的には、マップ検索機能の実装、クーポン検索のしやすさアップはかなり嬉しい!
今は各社が大型のキャンペーンを展開していますが、QRコード決済、スマホ決済の普及とともに徐々に一段落してくると思います。
その後でも残るかは、やはり利便性があるか、お得度を維持できるかどうかではないでしょうか?
LINE Payは夏まではコード決済にボーナスがつきますし、2019年内にはLINE Pay VISAクレジットカード(仮称)の発行も控えています。
LINEはチャットツールとしては定着していますし、国内のスマホ決済をリードできるのではないでしょうか?