最近では多くのお店でポイントカードが導入されていますが、高い還元率のポイントカードといえばビックカメラなどの家電量販店のイメージを持つ人も多いですよね?
クレジットカードの多くは1%前後の還元率なのに対して、ビックカメラのポイントカードを提示すれば基本的に10%のポイント還元が受けられます。
とくに引越しなどのタイミングで電化製品を買い換えるとなると高額になるため、10%のポイントがあれば次の買い物ができてしまうレベルです。
ただ注意したいのが支払い方法で、ビックカメラの場合には現金ではなくクレジットカード払いにすると還元率が10%から8%に下がってしまうケースがあるのです。
目次
ビックカメラのポイント還元率は10%か8%
ビックカメラのポイントカードをお買い物の時に見せることで金額の10%がポイント還元されます。
ただ、10%なのは現金払いか、特定のクレジットカード、電子マネーで支払った場合です。
それ以外の支払い方法では、還元率は8%となるので注意が必要です。
例えば、家電のまとめ買いで5万円分の支払いを考えると、5,000円分のポイントのはずが4,000円となります。
支払い方法だけで1,000円分もの差が出てしまうので、10%となる支払い方法を選ぶのがポイントになるのです。
クレジットカード自体のポイント還元があるとはいえ、差の2%を埋めるような還元率はほぼないため、まずは10%のポイント還元となる決済方法を覚えておきましょう。
ビックカメラで10%ポイント還元になる支払い方法
ビックカメラでのポイント還元率が10%の支払い方法は次の通りです。
- 現金払い
- ビックカメラグループのクレジットカード
- 電子マネー(一部例外あり)
- J-Debit
- ビックカメラ・コジマの商品券、ギフトカード
少し覚えるのが面倒なのが、クレジットカードは全てが8%ではなく、ビックカメラグループのクレジットであれば10%還元となることです。
1つ1つ覚える必要はないので、ポイント還元率が10%以上になる支払い方法で自分の都合がいいものを覚えておけばOKです。
ポイント還元率10%のビックカメラグループのクレジットカード
多くのクレジットカードは還元率が8%にダウンしてしまうのですが、ビックカメラグループのカードであれば現金と同レベルの10%還元になります。
私が使用しているのは「ビックカメラスイカカード」です。
ビックカメラの支払いでもポイント還元率が10%のままなことに加えて、クレジット決済による1%のポイント還元(貯まるのはJREポイント)も受けられます。
さらに通勤などでSuicaを使うのであれば、Suicaへのチャージ金額の1.5%も還元されます。
初年は年会費無料で、2年目以降も年1回の利用があれば年会費0円です。
ビックカメラで利用できるクレジットカードの国際ブランドは?
ビックカメラでは、ほとんどの国際ブランドのクレジットカードに対応しています。
日本国内での利用者が多いVisa、JCB、マスターカードからAMEX、Diners、Discoverまで利用可能です。
ポイント還元率10%の電子マネーと8%の電子マネー
ビックカメラでは各種電子マネーの利用もできますが、電子マネーによってポイント還元率が10%と8%に分かれます。
10%になる電子マネーは、交通系電子マネー(Suica、PASMOなど)、楽天Edy、WAON、nanacoです。
同じ電子マネーでも、ポイント還元率が8%になるのがiD、QuicPay、au walletです。
ビックカメラではJ-Dbeit以外のデビットカードは還元率8%になる
ビックカメラではデビットカードでの支払いも可能です。
クレジットカードを持っていないけどカードのポイントも貯めたいという場合にはデビットカードが利用できます。
ただ、一般的なデビットカードでは8%還元になるためメリットはありません。
デビット払いの中でも還元率が10%になるのはJ-Debitというキャッシュカードに付帯したものだけです。
日本国内でも利用可能店舗が多いわけではないため、J-Debitを普段から使っている人は少ないかもしれません。
使いすぎや審査を気にしてクレジットカードを持っていないのであれば、ビックカメラの場合だとわざわざJ-Debitで支払うよりも電子マネーを使った方がかんたんそうです。
ビックカメラはbitcoinやapple Payでも支払い可能!
ビックカメラは日本人だけでなく海外からの観光者の買い物も多いため、かなり幅広い支払い方法が選択できます。
現金やクレジットカードに加えて、bitcoinやapple Payに登録しているクレジットカードでも決済可能です。
ただ、ポイント還元率を重視するならビックカメラポイントカードと特定のクレジットカード、電子マネーを組み合わせるのが重要です、
ビックカメラでポイント還元率10%越えのクレジット・電子マネーの組み合わせ
ビックカメラでポイントを効率よく貯めるならポイントの二重取り、三重取りをしていきましょう。
ある特定の組み合わせで支払いをすることで、通常の10%よりも多くのポイントを獲得することが可能なのです。
ポイント還元率11.5%のビックカメラスイカカード
ビックカメラスイカカードは、ポイント還元率が8%に落ちない数少ないクレジットカードです。
そのため、普通にクレジット払いをするとポイントカード(10%)+クレジットカード(1%)の11.0%の還元率になります。
これでも十分な数字なのですが、さらに還元率をあげるならビックカメラスイカカードでSuicaにクレジットチャージをしましょう。
クレジットチャージをすることで、チャージ金額の1.5%がポイント還元されるため、還元率の合計を11.5%まで上昇させることが可能なのです。
リクルートカードでnanacoへチャージで11.7%
nanacoでの支払いであればビックカメラのポイント還元率は10%のままです。
さらに、nanacoは200円ごとに1ポイントなので0.5%の還元率になります。
このままでは10.5%どまりなのですが、nanacoへとクレジットチャージをすることでポイントの三重取りができます。
おすすめはリクルートカードで、nanacoへのチャージ金額の1.2%がポイント還元されるのです。
そのため、クレジットチャージ(1.2%)、nanaco決済(0.5%)、ポイントカード(10%)の合計が11.7%になります。
キャンペーン期間中なら楽天Edyで12.5%の還元
上の2種類の方法は安定していつでも実現できるのですが、楽天Edyを使う場合にはキャンペーン期間中だとお得です。
楽天Edyに関してもリクルートカード(Visa)でのチャージができるので、同じようにクレジットチャージ、電子マネー決済、ポイントカードの提示で11.7%の還元率となります。
ただ、楽天Edyは楽天スーパーポイントからの交換に限り2.0%のポイント還元のキャンペーンをしていることがあるのです。
そもそも楽天スーパーポイントを持っていないと意味がありませんが、楽天ポイントをEdyに変換することで2.0%なのでリクルートカードの1.2%を上回ります。
この方法なら、ポイントの三重取りで最大で12.5%のポイント還元となるのです。
ちなみに、楽天Edyに交換ができるのは通常ポイントだけなので、ギフトカードなどの期間限定ポイントは利用できません。
ビックカメラでポイントがつかない商品
ビックカメラでは、基本的には10%のポイント還元となりますが、商品によってはポイント付与対象となる場合もあるのです。
例えば、ビックカメラのパソコンコーナーにはメーカーから直接注文できるものがあります。
家電量販店モデルとスペックは同じでも、価格の設定が微妙に異なることもあるのです。
メーカーへの注文なのですが、支払い自体はビックカメラのレジで行います。
そのため支払い方法はビックカメラの他商品と同様で、ビックカメラポイントなども使えます。
ただし、10%のポイント付与はないので、価格設定を見てどちらで購入するのが得なのかを計算することをおすすめします。
まとめ:ビックカメラでお得な支払い方法は電子マネー
ビックカメラでは、現金だけでなく、電子マネー、クレジットカードなどが利用できます。
ただ、支払い方法によってはビックカメラポイントカードの還元率が10%から8%に落ちてしまいます。
普段、電子マネーは使わないという人であれば、「ビックカメラスイカカード」を作るのがおすすめです。
ビックカメラグループのクレジットカードなので還元率は10.0%のままで、クレジット決済による1.0%のポイント還元もつきます。
電子マネーを使ってお得な支払い方法をするなら、電子マネーにクレジットチャージをすることでポイントの二重取り、三重取りを狙いましょう。
【ポイントの二重取り、三重取りができる組み合わせ】
- ビックカメラスイカカード+Suica
- リクルートカード+nanaco
- リクルートカード+楽天Edy