楽天スーパーポイント（以下：楽天ポイント）と楽天Edy（以下：Edy）は、相互交換ができます。
楽天ポイントとEdyの違いを理解すると、街でもネットでも便利に支払いができるようになります。
うまく使い分けるとキャッシュレスで支払いがスムーズになるだけでなく、少しだけお得に買い物をすることも。
この記事では、楽天ポイントとEdyとの違い、節約につながる交換方法について説明していきます。
目次
楽天ポイントとEdy（エディ）の違いは何？
楽天ポイントも楽天Edyも、「楽天」という名前がつきますが、ポイントと電子マネーという違いがあります。
楽天ポイントは楽天市場や街の加盟店での買い物金額に応じてポイントが貯まります。
ポイントは楽天市場をはじめとする楽天グループのネットサービスのほか、楽天ポイントカードの加盟店で支払いに使えます。
一方で、Edyは電子マネーなのでEdy加盟店で支払いに当てることが可能です。
Edyで支払いをすると200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まりますが、クレジットカードの還元率よりも低いため節約面でもメリットは大きくはありません。
楽天ポイントと楽天Edyは相互交換ができる
楽天ポイントをはじめとするポイントは、他のポイントなどに交換ができます。
ただ、楽天ポイントの交換先はあまり多くありません。
今のところ楽天ポイントの主な交換先は次の2つです。
- ANAマイル
- 楽天Edy
マイルを貯めているなら全てマイルに移行するのもありですね。
ただ、マイルには有効期限があるので、使う予定がないのであれば楽天ポイントとEdyを上手に使った方がいいでしょう。
楽天ポイントとEdyでは使えるシチュエーションが異なるので、街で使いたい場合にはEdyに変換して、楽天市場などで使いたい場合には楽天ポイントに変換するという使い分けが可能なのです。
楽天ポイントが使えるお店
楽天ポイントは、楽天市場などの楽天グループのサービスで使えるのはもちろん、実は街でも利用することができます。
楽天ポイントカードの加盟店であれば、ポイントカードかアプリでバーコードを読み取ってもらうことで楽天ポイントでの支払いができます。
ネットでは楽天トラベルや楽天デリバリーでも利用できますが、利用しやすいのは楽天市場、楽天ポイントカード加盟店でしょう。
楽天Edyが使えるお店
Edyは楽天ポイントに比べると使える店舗が多くなります。
コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店など多くのお店で利用可能で、使えるお店には楽天Edyのマークがついています。
マクドナルドなどでは、楽天ポイントもEdyもの両方が使用可能です。
ただ、両方が使えるお店ではEdyを使うことをおすすめします。
楽天ポイントもEdyも使えるお店ではEdyで払う方が得
楽天ポイント加盟店はEdyでも支払いができるケースがあります。
例えば、マクドナルド、ポプラなどです。
その場合には、楽天Edyで支払うようにしてください。
どちらも価値としては同じなのですが、ポイントで決済をするとその分にはポイントがつきません。
1,000円の商品を楽天ポイントで支払うとポイント還元は0ですが、Edyで支払えば5円分が還元されます。
ただ200円で1円分なので還元率は0.5%です。
楽天カードなら1.0%の還元なので、還元率自体は一般的なクレジットカードには劣ります。
しかし、上手に使えば楽天Edyはクレジットカード以上に節約効果があるのです。
楽天Edyをクレジット以上にお得に使う方法
Edy自体の還元率は0.5%なのですが、チャージ方法を工夫することで還元率はまだまだ上がります。
ポイントは、現金を使ってはEdyにチャージしないことです。
Edyにはいくつかのチャージ方法があるのですが、クレジットカード、楽天ポイントを使えばチャージに対してもポイント還元がされます。
楽天ポイントでEdyにチャージでポイント還元のキャンペーン
キャンペーンなので常に行っているわけではありませんが、楽天ポイントをEdyに移行することでチャージ額に対してポイントバックされることがあります。
例えば、2%のポイントバックなら、楽天ポイントから10,000円のチャージで200円の還元があります。
さらに、チャージしたEdyで支払いにも0.5%の還元があるので、合計2.5%の還元率となるのです。
楽天カードでEdyチャージでポイント還元
Edyにクレジットカードでチャージをすると、クレジットカード利用分についてもポイント還元があります。
楽天カードの通常の還元率は1.0%ですが、Edyへのチャージだと0.5%となります。
チャージとEdy決済を合わせて1.0%の還元となるので、楽天カードでの決済と同レベルです。
還元率をもっとあげるのであれば、リクルートカードでEdyにチャージをしましょう。
リクルートカードは還元率1.2%のクレジットカードで、Edyへのクレジットチャージにも対応しています。
クレジットチャージをする場合でも還元率はそのままの1.2%なので、Edy決済を含めて1.7%の還元率となるのです。
楽天Edyを楽天ポイントに交換するデメリット
楽天ポイントをEdyに交換するのはキャンペーン利用でポイント還元などもつきお得です。
逆に、Edyを楽天ポイントに変換するときには注意点があります。
それは、Edyから移行した楽天ポイントは期間限定ポイントである、ということです。
失効までに半年の期間がありますが、楽天ポイントを利用する予定でない場合にはEdyのままにしておいた方がいいでしょう。
また、期間限定ポイントはEdyチャージには使えないので注意しましょう。
楽天ポイントはキャンペーンを狙ってEdyに交換するのがおすすめ
楽天ポイントもEdyも価値は同じですが、使えるお店が違います。
楽天ポイントで支払いをすると、決済分はポイント対象外になるので基本的にはEdyで払った方が得なケースが多いです。
キャンペーン開催中であれば、楽天ポイントをEdyに交換することで、交換金額に応じたポイント還元を受けることができます。
Edyだと街での支払いが中心となりますが、楽天ポイントでチャージしたEdyで支払いをするとクレジットカードよりも高い還元率も可能です。
楽天トラベルや楽天市場などで高額な商品をポイントだけで支払いたい場合には、Edyを楽天ポイントに変換して支払うのもありです。
ポイントで払った分はポイント対象外となるため、両方が使えるのであればEdyでの決済を優先した方が得です。
使える場所は楽天ポイントとEdyで異なるので、上手に使い分けをしましょう。
